初めに神は・・・

『初めに、神が天と地を創造した。』(創世記1章1節)

「イワシの頭も信心から」と言いますが、信じることに美徳を感じる…そんな感性が私たちのうちにないでしょうか? “信じる”ということは、うつくしい行為であり、人の心にも“信じる”ということで大きな活力を生み出すことがあるかと思います。しかしどんなものでもいいから信じればいいということではないでしょう。自分にとって都合のよいものを盲信した結果、誤った方向に陥ってしまう事もあるでしょう。ですからやはり“信じる”ということ自体大切なことでありながら、何を信じるかということがもっと大切なのではないでしょうか?

「初めに、神が天と地を創造した。」

これは聖書の最初のことばです。

聖書はこのことばによって始まります。この「初めに」ということばは、すべての存在には、その初めがあり、その初めには神による創造があったということを意味します。神がすべてのもの(動物、植物、山、川、この世の秩序、…そして人間)を造られた。つまりすべてのものの起源が神にあるということを聖書は教えているのです。

神がすべてのものの起源であるということは、その造られた目的も神にある事を示します。デジカメを考案し造った人には、その明確な目的があったように、神が人を造ったということに、明確な目的があるのです。この世界はビックバンという偶然の産物によって始まった偶然の存在の集まりではなく、神様という人格を持ったお方が目的を持って造られたもの。その被造物の中に人も含まれている、と聖書は言っているのです。つまり私たち人は偶然生きている存在ではなく、自分自身で存在意義を見出さなければならない者でもないのです。人は神に造られた被造物であり、その存在は必然的なもの。そして何よりも神にあって明確な目的を持った存在なのです。

是非、この神様を知ってみませんか?